
こんにちは、こむたろです。
30代から看護学校に入学し、看護師になりました。
正看護師になるには最短3年かかります。
30歳で看護学校に入学しても、就職は33歳。
「一人前になるには、3年はかかる」と、よく言われますね。
でもその計算だと36歳で一人前です。
36歳って、子供を産むには遅くない?
遅いです。
35歳からは高齢出産ですからね…
もちろん遅いから産めないことはないけれど、統計的に難産やリスクが高くなっています。だから、早いに越したことはない。
今回は、就職してから3年目になる直前で産休に入った体験談を紹介します。
結論から言うと、仕事は何とかなる。自分の人生で大切なものを優先しよう、です。
自分の人生を優先すると、社会全体が暖かくなりますよ。
仕事は3年で一人前?

「石の上にも三年」ということわざがあります。
仕事でも、「新卒はまず三年は頑張ろう」と言われることがあります。
でも、3年待ったらどうなるか?
仕事と責任が増えるから、さらに辞めにくくなります。
3年働くとプリセプターナースになりやすい
プリセプターナースとは、新人ナース(プリセット)をマンツーマンで面倒を見る先輩のこと。
病院によって異なりますが、多くの病院が採用しています。おそらく就職したらすぐに、プリセプターナースがあなたにもつきます。
半年〜1年の一定期間、つきっきりで新人さんをフォローしてくれる心強い先輩で、3年目以降のナースがつくことが多いです。
と言う事は、3年後にあなたがなるんですね。
面倒を見る新人がいるとなれば、今よりきっと止めにくくなります。
3年働くと、仕事が増えやすい
さらに3年も働いていると、病棟以外の仕事が増えます。
病院の委員会や勉強会、飲み会の幹事、リーダー業務などなど。通常の業務以外の仕事が増えてきます。
だから、さらに止めにくくなります。
子供を産みたいなら、1〜2年間働けばオーケー

独断ですけど、なんなら1年でもオーケーです。
せっかく新人で教えてもらったのに、恩返しする前に産休や育休に入るのはちょっと…なんて思わなくても大丈夫。
周りには、新卒から半年で辞めて同じ年に再就職をした子もいます。
自分がやめても、代わりはいます。なんとか回していけます。それは管理者が頭を悩ますところです。
すぐに休職したら、せっかく身に付けたスキルを忘れちゃいそう…。という不安も出てきます。
でも、また復帰してから思い出しましょう。
同じところで長く働いても、転職や異動したらまた一から勉強のやり直し!なんてことはよくあります。
わたしは休職して半年たちますが、もうオムツ交換くらいしか自信がありません。でもなんとかなるはず。
前向きに諦められるといいですね😅
ただし、注意点として、育児休業を取得するには一定期間働かないといけないので、そこは総務に確認してくださいね。
職場が休みやすい環境であるかは、けっこう大事
とは言っても、周りが休まない人だらけだと辞めにくいですよね。
だって周りの目が気になるHSP気質ですから…
やっぱり、子育てしている人が職場に多いと、かなり休みやすいです。
うちの職場は、子育て中のママナースが多いので、「子供が欲しいなら、すぐ準備したらいいわよ」と、よく言われてました。こんな記事を書いていますが、最初の頃は遠慮したんですよ。「いやいや、私はまだ新人なので、まずは経験を積みたいんです。」って。
でも、いろんな人に言われるので、お言葉に甘えることにしました。
その結果、3年目に入る前に産休に入りました。コロナもあって大忙しの中、快く見送ってもらいました。本当に感謝です。
就職活動中の方は、職場にママナースが多いかも確認できるといいですね。ママナースも、小中学生ではなくて、乳幼児を育てている人が多いと休みが取りやすい環境になりやすいです。
みんなが休みたいときに、応援できる社会にしたい
ここまで好き勝手に、「自分の人生を大事にしよう」と言いました。
昔の自分なら、ムッときたと思います。
だって、産休や育休を支えている他のスタッフのストレスを考えなきゃ!ってよく言われるでしょう?
休まない人からしたら、新人のくせにすぐ産休とるなんて、迷惑!って考え、まだ残っているでしょう。ネットニュースのコメントでもよく見るし。
でも、やっぱりどんなに仕事を頑張っても、辞めたらなんにも残らない。
特に会社員は残らない。
だから自分にできることは、母子ともに無事に復帰して、また戻っていくこと。そして、次に子育てや家庭の事情等で休みたい人の背中を押してあげたい。
自分が休めることで、他の人の休みも応援できるようになりました。
人の休みにピリピリするんじゃなくてあったかく応援する方が、きっといい社会になりますよ。
(まとめ)仕事は人生をサポートするもの。たくさん休んで、たくさん応援しよう。

いかがだったでしょうか。
ご存知の通り、子供は授かりもの。自分たちが欲しいと思っても、授かれるものではありません。
でも、家族や子供には代わりがいません。仕事はいつでも変われるし、誰かがなんとかします。
仕事は自分の人生をサポートするもの。
まずは自分の体や家族の人生を大事にして、仕事を楽しんでいけたらいいですね。
ここまでご覧いただきありがとうございました
コメント