
こんにちは、こむたろです。
4歳のやんちゃ息子と毎日格闘しています。
そんな母親にとっては、育児本はありがたいバイブル。
今回読んだ本はこちら。
著者は9年間学習塾を運営された方です。
子どもにしっかり自立して欲しかったら、親が手本を見せよう。と思える一冊でした。
お母さんにとって、男の子は宇宙人みたい
本屋には行って、初めて気付くことがあります。
それは、「男の子の育児は大変だ」と思っている人が多いこと。
だまされたと思って、本屋の育児書コーナーをのぞいてみてください。
男の子の育児書の方が、女の子の倍以上ありますから!
つまり、男の子の育児で悩むお母さんたちが多い。
女の子だと、同性だし、なんとなく感覚も分かるんですよね。
でも男の子は異性ってだけで、宇宙人みたい😅
個人差はあるけれど、なんでそんな行動をするのか分からない時が、よくあります。
そんな時に頼りになるのが、男の子の子育て本です。
価値観が固まる10歳までに、いい習慣を身につけよう
・心も、行動も、どちらの習慣もひとたび身についてしまうと、よい意味でも悪い意味でも、そう簡単 には変わるものではありません。
人の価値観を変えるのは、難しいですよね。
価値観は10 歳までに固まるそうで、小学生の頃にいい習慣を身につけた方が、大人も子どもも楽ですね。
中学生は反抗期もあるから、変えるのは難しそう…
筆者はいい習慣として、6つの心を提案しています。
芯のある心を育てること
競争する心を育てること
自立する心を育てること
好奇心を育てること
道徳心を育てること
素直な心を育てること
これらの6つの心は力まずとも、普段の日常生活のなかで育むことで、やがて大人になったときに、しっかり自立して生きていくための土台となるのです。
本書では、それぞれの心の説明や、親はどうやったらいいのかを紹介しています。
著者が運営されている学習塾でのエピソードが具体的なので、わかりやすいです。
例えば、物を大切にできる子と雑に扱う子の違い。
同じ年齢でも、ここまで差が出るのかぁ…と驚きます。
そしてもちろん、物を大切にできる子の方が優秀な子みたいです。
これって親の対応の結果なので、親がしっかりしないといけないですね。
親の役目は、子どもがやりたいことをやらせること
本書では、6つの心を紹介していますが、ポイントはこちらでした。
男の子がやりたいことをやらせて、自信をつけて、頑張ることを楽しめるようにしよう。
・できるだけ彼自身の力で乗り越えてもらうことは、これからの「生きる力」を育むために、とても大 切なこと
・いい結果は、次へ次へとつながります。そしてなんと言っても自分の能力に対する自信につながり、 それが望ましい自己肯定感につながるのです。
・よい結果をつかんだのなら、どんな小さなことでも褒めましょう。 そして、結果もさることなが ら、できればがんばったプロセスを褒めてやってください。
つい危ない時は「危ない!」とか、面倒な時な「あとでね」とかいいがちです。
でも、そうすると子どもの好奇心の芽を摘んでしまいます。
ちょっと想像してください。
自分が子どもの立場になったら、やりたいことに「だめ!」「後で!」と、言われ続けたらどうなるか?
やる気がなくなるに決まってます。
危ない時は「これこれが危ないよ、気をつけてやってごらん」
忙しい時は「今手が離せないから、これが終わったらやるよ。10分待てるかな?」
など、できる限り子どもがやりたいことをやらせることが、親の役割なんだと気づかされました。
最後に。子育て本なのに、自分もいい習慣を身につけようと思った
いかがだったでしょうか。
しっかりした子どもに育つためには、親である自分がしっかりしなければいけない。
まさしく、親の背中を見て育つ。
本書では、さらに具体的な方法が書かれています。
男の子のお母さんお父さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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