
こむたろです。
12月10日に人生初めての本を出しました。
kindleの電子書籍(kindle direct publishing)で!
そして見事に大失敗。
失敗しすぎて大爆笑するほど、大失敗です。
kindleの審査は通ったけど、レイアウトがごちゃごちゃすぎて、すぐ販売停止に変更しました。
2020年12月13日時点でも解決していません。
(2020年12月14日には解決しました!早い対応!)
今はAmazonにメールして連絡待ちの状態なので、身動きとれず。
「これからkindle出版したいけど、失敗したくない!!」
という方向けに、思い切り失敗した理由を3つ紹介します。
みなさん、どうか、同じ目に合わないで…涙
失敗した3つの理由

シンプルに失敗した理由はこちら
- ・何とかなるさと気楽すぎたから
- ・古いマニュアルを使ってしまったから
- ・紙の本と電子書籍に違いが分かってなかったから
ちなみに、こむたろのスキルは以下の通り。
- ワードのブラインドタッチはできる。
- 3ヶ月でブログ100記事は書ける。
- 4ヶ月前まではTwitterやブログ未経験
正直言って、パソコンとかネットとかよく分かっていません。
それでは失敗を一つずつ解説していきます。
(1)何とかなると、お気楽すぎた。

1番の原因はこれです。
こむたろは「何とかなるさ」の精神で、普段から根拠もなくポジティブ。
それがいい時もあるけど、今回はそれが完全に悪い方向に出ました。
早く出したくて、確認しなかった
完成原稿をkindleプレビュー画面で確認しなかったんですね。
(Kindle出版には、KindlePreviewer3というKindleでの様子を確認できるものがあります。)
こむたろは、それをしなかったんですよ。
私は家族のパソコンを借りているので、KindlePreviewer3のダウンロードができなかったんです。管理者のパスワードが分からなくて。
家族が帰ってくるのが待ちきれなくて、ろくに確認もせずにkindleにアップデートしてしまいました。
本当にあのときの、落ち着きのない自分を引き止めたい。
そして結果、レイアウトぐちゃぐちゃ。
電子書籍だから修正も簡単という、思い込み
「失敗しても修正できるのが、電子書籍のいいところ」だと思っていました。
いろんな本にもそう書いてあるし。
ぐちゃぐちゃになったレイアウトを見て、「こりゃいかん!!」とすぐに販売停止。
修正して、ちゃんと家族の帰りを待って、KindlePreviewer3で確認。訂正のアップデートをしました。
それがまた再申請になって、結果が来るのに6時間かかりました。
この待ち時間だけでも、ソワソワしてつらい。
しかも今回はすぐに販売停止にしたからいいけど、もし購入した人がいたら、その人たちにお知らせをしなくちゃいけないんです。
新しい版に更新すると、メモやハイライトが消えることもあるらしく、それは申し訳なさすぎる。
ブログ慣れしていると、修正って気軽にできるイメージがありました。
でも電子書籍は違いますね。その辺の感覚も甘かったです。
(2)古いマニュアルを使ってしまった

これも確認ミスです。
ネットでKindle出版をぐぐると、たくさんサイトが出てきます。
Kindleストアでも調べるとKindle出版本がたくさん。
それを参考に今回は作ってみたのですが、
データが古くて、記事の内容が合わないことが多かった。
だった2013年とか2016年の記事が検索上位に来るんだもん。
例えば、当時はKindle Previewer を使って、EPUBからmobiファイル(Kindle独自のファイル)に変換してアップデートする、って記事があったんです。
でも2020年12月10日時点では、EPUBだけでいいんです。

この時点で、ネット初心者には???だらけ
ただでさえEPUBとかmobiとか新しい言葉だらけで大変なのに、これは何??
頭がパンクです。
というわけで、情報収集するときは
- ブログ→2020年の記事、できるだけ最近の記事
- 電子書籍→版が最新で、評価の高い本
がオススメです。
(3)紙の本と電子書籍の違いが分かってない

失敗した理由の3つ目はこちら。
紙の本のイメージで電子書籍を作ってしまった。
こむたろが電子書籍をたくさん読むようになったのは3ヶ月前。
それまでは興味はあったけど、無料のアプリで月に1冊読む程度。
紙の本があれば、紙の本を買っていました。
紙の本の手触りとか、雰囲気とかも好きでした。
だから電子書籍を作るぞ!と思いながら、
紙の本を作ることを無意識にイメージしていました。
やっぱり本といえば、紙でしたからね、今まで。固定観念ってすごいです。
だから、見た目にこだわったってレイアウトやフォント、イラストも入れちゃおうとワクワクしながら本の世界観を作り上げていきました。
そしてそれが大失敗。
3つ紹介します。
①レイアウトは読み手が変える。

あなたは電子書籍を何を使って読んでますか?
Kindle本体やタブレット、スマホアプリですよね。
画面が異なるから、1ページに読まれる文字数もサイズ感も違うんです。
それをイメージできていなかった。
こむたろはパソコン画面で記事を書いていました。
レイアウトもパソコン画面を見て、改行とかスペースで見た目を整える状態。
だから、いざブレビューでスマホやタブレットサイズで見ると、レイアウトが総崩れ。
今まで資料を作るときとか、ワードでテキトーにレイアウトを整えていた結果です。ぴえん。
そこからの学び
- ・電子書籍は1ページあたりの見やすさが大事。特にスマホの小さい画面で見る人が多いから、アメブロみたいな独自の改行あった方がいい。
- ・自己流で改行やスペース打つと、レイアウトが悲惨になる。PagesやWordの【ツール】で「ページ区切り」や「セクション区切り」など利用しよう。
見た目じゃなくて、html&css意識した方がいい

こむたろはhtml&cssの基礎をやっていたので、電子書籍はその感覚に変わりました。
そのきっかけが、「縦書きが横書きになる現象」です。
こむたろは、読み物エッセイなら縦書きだ!と勝手にイメージしていたので、原稿ももちろん縦書き。
最近のPagesは縦書きが出来るようになったそうで、ラッキーくらいに思っていました。
けれども、いざkindleにアップデートすると、EPUBは縦書きなのにkindleは横書きという「縦書きが横書きになる現象」が発生しました。
どうやらepubファイルのcssを、縦書きに変える必要あるそうです。
詳しい変更方法が書いてあったけど、やめて大人しく横書きに変えました。
また心に余裕があればチャレンジします。
この辺で、「電子書籍って、html&cssなんだ」と気づけました。
②フォントや行間を変えるのも、読み手

何度も言いますが電子書籍は人によって、見る媒体が違います。
スマホ、kindle本体、タブレットなどですね。
だから、フォントや行間、サイズだって、読み手が読みやすいように変更できるんです。
それなのにこれらもこだわってしまい、レイアウトが崩れる原因となってしまいました。
フォントだって、横書きなら明朝体よりゴシックが読みやすいんです。
明朝体って縦書き文化で出来たものだから、横書きにすると美しくない。
横書きの教科書が眠くなるのは、横書きの明朝体のせいだと勝手に思っています。
そんな小さなこだわりを持ったせいで、あとが大変。
Pagesではゴシック体だったのが、なぜだかKindlePreviewew3だと明朝体になる。
なぜ。。。?
KDP公式ページにはkindleのおすすめフォントが紹介されていました。
こちらの4つ。
- Centaur
- Garamond
- Hightower Text
- Palatino Linotype
全部英語だよね、そうだよね。
4つとも試したけど、日本語の違いは分からず、明朝体みたいだったから好きなのにしました。
HG丸ゴシック
幼稚園からの配布物みたいなフォントになったけど、これならプレビューでもゴシックで反映されていたのでOKとします。
行間はこちらで触らないほうがいい。
行間も読み手に変えてもらいましょう。
行間は初期設定のままで行ったほうが無難です。
これもPagesで変えてみましたが、ガバガバでスカスカになりました。ぴえん。
③イラストを入れると、ダウンロード時間がかかる

これもレイアウトが崩れた原因。
読みやすい本のためにはイラストがあったほうが見やすいだろうと、10枚ほど用意したんです。
でも、レイアウトが崩れるし、何よりもダウンロードが重くなる。時間もかかるし、読み手の通信量もかかります。
見やすさも大事だけど、ダウンロードのしやすさのほうが大事。
イラストや挿絵について色々調べたけど、ネット入門者にはちょっと頭がパンクでしたので、カットしました。
「この一枚だけは説明で使いたい!」
というイラストがありましたが、それも必要な分は文字で表現。
これでだいぶ軽くなりました。
(まとめ)最初は失敗して、次へ進もう

以上です。
この失敗記録が、これからkindle出版を考えている方のヒントになれば、本当に嬉しいです。
コストはほとんどかからないので、それだけが救いですね。
今日もまた、ほどよく明るくいきましょう。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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