息子の失恋が教えてくれた、【他人の感情に引きずられない方法】

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こむたろです。

先日、4歳息子がはじめて失恋しました。

それはそれで哀しいんですが、息子が乗り越える壁なので、応援するしかありません。

困ったのは、自分が息子の哀しい気持ちに引きずられそうになったこと。HSP気質なので、感受性が強いんですね。隣で見ていたわたしも哀しくなって、危うく息子の成長を妨げようとしてしまいました。

今回は、他人のネガティブな気持ちに引きずられそうになったときの対処を紹介します。

結論から言うと、家族とはいっても、自分と相手を切り離して考えることが重要です。

好きな女の子に話しかけられない息子

ある秋の日の昼下がり。

すべり台と砂場とちょっとした広場がある、近所の小さな公園に息子と遊びにいきました。その日は珍しく誰もいなくて、息子は広場でボールを蹴ったり縄跳びを練習したり、1人で遊んでいました。

しばらくすると、女の子が3人やってきました。小学校中学年とその妹さんといった雰囲気。女の子たちは離れたところで長なわとびをしたり、鬼ごっこをしていました。1人で遊んでいた息子はその子たちが気になる様子です。はじめは遠くから眺めているだけでしたが、徐々に女の子たちに近づいていきます。でも彼はとっても恥ずかしがり屋で、初対面の人に話すことが苦手です。今回もワイワイ遊んでいる女の子たちに話しかけられず、ちょっと離れたところから、じっとみています。

(息子くん、話しかけたいんだろうな。)
ここで手助けしたらいけないかなと思い、わたしは息子が行動するのを見守っていました。

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息子が一度私のところに戻ってきました。何を言うわけでもなく、恥ずかしそうにモジモジしています。予想通り、声をかけたいけどかけられなくて困っているようです。

「遊びたかったら、『一緒にあそぼ』って言えばいいんだよ」と、アドバイス。すると、「わかった!」と意気込んで、また女の子たちの近くに戻っていきました。

けれども、やっぱり息子は女の子に声をかけられません。女の子たちも気付いている様子ですが、声をかけることはなく、自分たちだけで遊んでいます。息子が声をかけないと、いつまでも続きそうな雰囲気です。

(これは声のかけ方を教えてあげたほうがいいかな?)と思い、私の方から女の子たちに声かけてみました。けれども返事は、

「やだ」

ガーン…

息子の顔が、どん、と曇っていきました。

ショックを受けた息子につられて、わたしも哀しくなる

子どもだから、返事もストレートです。

でも、いやなものは仕方ないよね。と、わたしは納得したのですが、諦めきれない息子はそれでも女の子たちの後ろをじーっとくっついていきます。このままでは、女の子たちを怖がらせてしまうと判断したので、離れたところに息子を連れていき、やめるように説得しました。

「やだ、やだ、いやだーーっ!!」

一緒に遊びたかったけど、声がかけられない。大人に声をかけてもらっても、拒否されて大泣き。遊べないことで癇癪も出ました。10分くらい絶叫してました。それでもなんとか息子が落ち着くのを待って、説得しました。

「君が遊びたい人と遊べないのは哀しいけど、相手が嫌なら仕方ないよ。」

うつむき加減の息子の小さい手をしっかり握り締めながら、とぼとぼ帰路につきました。

(そうとう哀しかったんだろうなぁ。)

ここでわたしも息子と同じように、どんより落ち込んでしまいました。自分が失恋したときの辛さや悲しさを思い出して、それを息子が抱えているのかと思うと、オロオロ。息子の悲しい波に、飲み込まれてしまいそうです。

ここで、はっと気付きました。

(今、息子の哀しい気持ちに引きずられている…!)

ふられた息子の哀しい気持ちは痛いほどわかる。でも、その感情は、わたしとは一切関係ない。

わたしがやることは、息子と一緒に落ち込むことではなく、息子と感情を切り離して見守ることです。

その感情は誰のもの? 主語をはっきりさせよう

「ただいま…」

家に帰っても、息子は元気がありません。靴を脱いですぐに、ぶーっつとふてくされてるようにして座っています。一息ついたところで、わたしは息子に声をかけました。

「おいで、抱っこしよ」

息子は素直にうなずき、ちょっとしょげた顔を見せながら膝の上に乗ってきました。その小さな頭や背中を撫でながら、わたしは今日あったことを息子と振り返りました。

「一緒に遊びたかったけど、いやと言われて哀しかった?」

「…うん」

「そうだね。息子くんは、哀しかったんだね。でも、お母さんと一緒に帰ってきたのはなんでかわかる?」

「ううん」

「そっか。難しいんだね。お母さんはね、君が好きなことをできることが一番いいと思うのね。でも、相手が嫌がることもやってはいけないと思うんだ。」

「うん」

「君が相手と遊びたい気持ちは素敵だけど、一緒に遊べないこともある。哀しいけど、そういうこともある。だけど、君と一緒に遊ぶのが楽しいと思う人だって、たくさんいる。」

「うん」

「だから、振られても、次にいけばいいと思うよ。」

と、最後は失恋した友達への励ましみたいになりました。でもこれが自分なりの精一杯の励ましです。

そこまで話すと息子も納得したのか、「うん」と小さくうなづきました。そして小さな声で、「パズルやりたい」といいました。パズルは最近彼が熱中しているんですね。その後は黙々と、自分が好きなパズルやおもちゃ遊びをやっていました。その小さな背中で、息子なりに今日の経験を消化してそうです。

さて、感情に引きずられないように注意したのは【主語をはっきりさせること】です。
「息子は、哀しい」「お母さんは、〇〇だと思う」と主語を分けると、哀しいのは息子であって、自分ではないと意識できます。

感情を感じる時は、主語は誰か?誰の感情か?に注意を払おう

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いかがだったでしょうか。

感情的な場面では、ついつい自分も引っ張られることが多い方、ぜひ試してみてください。

最後に、この話を聞いた夫は「いいんだよ、いろいろ失敗して、経験してくれればいいんだよ。」と一言。ほんとだねぇ。いろいろ経験して、甘酸っぱかったり哀しい気持ちを乗り越えて、大きく成長して欲しいですね。

ちなみに、翌日は何事もなかったかのように過ごしてました😅

あれしなさい、これはしちゃダメと毎日小言ばっかりだけど、そのうち見守る日がやってくる。見守ることが終わったら、あっと言う間に巣立っていくんだろうなぁ。そう思うと、泣けてきます。あったかいごはんをたくさん作るから、たくさん食べて、今日も楽しく過ごそうね。お母さんは、ずっと君のことが好きだよ。

いつか君のことを好きになる人が現れるその日まで!

頑張れ~!

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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